年に一度行なわれる、長崎県佐世保市の公立高等学校のPTA研修会にて、
KURASOU.の藤岡が講演する機会を頂きました。
題目は
「親の学び直しが、社会を変化させる。」
-親と子が暮らしの中で政治と向き合う一歩を踏み出すには- 。
18歳選挙権が始まると同じくして、学校現場においては、
全国の高校3年生に向けて94%が主権者教育を行なっていると答えています。(文科省調べ)
文科省・総務省が発行した、政治や選挙等に関す高校生向け副教材「私たちが拓く日本の未来」(監修にはNPO法人YouthCreate 原田氏 他)は、370万部作成され、国公立全ての高校生に2015年度に配布されています。
ハンドブック「子育てと政治をつないだら」共同制作団体、NPO法人YouthCreate 原田さんも、
全国各地の中高生に向けて主権者教育の出前授業を行っており、
その様子はこちらの記事などから、現場の様子を知ることができます。
さて、学校現場では確実に動き始めている、18歳選挙権。
家庭ではどんな動きが必要でしょうか。
今年6月にKURASOU.の取組みが放送された、
NHKEテレ ウワサの保護者会「親子で話してますか?政治のこと」でも、
保護者の不安や戸惑いが紹介されていましたが、事前に佐世保市のPTAの方からも
同じような意見があがっていました。
「なんとなく遠い政治・・・」から、親自身が知識をつけ、
政治と暮らしの結びつきを理解し、適切な熱量(熱意・情熱)を持って
他者や政治家と対等に話をしていくには?
今回の講演では、KURASOU.が政治を学ぶプロセスをベースにしつつ、
親子が日常生活の中でどのようにして政治と向き合うかの事例を紹介しました。
当日は佐世保市公立学校のPTAの方100名以上が参加され、ハンドブックを片手に
「これを息子と読んでみます!」
「政治を難しく考えていたので、まずはこどもとのコミュニケーションを楽しみたいと思います」
などの感想をいただきました。
本日参加された方々が次の一歩を踏み出すきっかけとなればと願います。
佐世保市公立高校教員の先生方、並びにPTAの皆様には、ご多忙の中アテンドから大変お世話になりました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
(藤岡)