12月3日(土)、横浜市・区選挙管理委員会が主催し、NPO法人YouthCreateさんが企画され開催された、
生涯にわたる主権者教育連続講座 第1回「地域を舞台に考える主権者教育」にて、第2部のパネルディスカッションに登壇しました。
第1部 「若者の投票率は上げられる -横浜市の挑戦-」では、
小学生から大学生における横浜市の取り組みについて詳細な説明や、
今後の重点施策について、横浜市選挙委員会事務局選挙部・橋本選挙課長による
ミニレクチャーが行なわれました。
横浜市は18歳選挙権が導入された7月の参議院選挙で、
10代の投票率が20ある政令指定都市でトップの56.56%。
2017年夏には横浜市長選を控え、今後どのような動きになるのか、わたし自身も注目していきたいと思います。
登壇しました第2部のパネルディスカッションでは、
長く青年活動に関わっている浅井 正美 氏(横浜市青年団体連絡協議会会長)、
高校生に地域の中で役割を発揮させる取り組みを続ける小市 聡 氏(横浜市立戸塚高等学校定時制 校長代理)、
そしてわたし藤岡 聡子 (KURASOU.代表)の3名がパネラーとして登壇。
モデレータとしてNPO法人YouthCreate 原田さんが担いました。
- 誰にどのような場で主権者教育を行なう必要があるのか
- 主権者教育を行なう上で心がけることとは
- 主権者教育は今後どのような広がりが必要となるか
という3つの問いに対して、地域、学校教育、親へのアプローチとして切り口が違う意見が出ました。
やみくもに政治、選挙と構えるのではなく、
当事者が「この地域はどんな風になっていって欲しいのか?」と問うことから始まる
という土台の考え方について、
他のパネラーのみなさん、参加された方々と共有できたことは大きな収穫となりました。
参加されたみなさんからも感想・ご意見をいただき、
来年度のKURASOU.の活動にも「地域」をキーワードに取り入れていきたいと思います。
生涯にわたる主権者教育連続講座、第2回は「若者世代と考える主権者教育」をテーマに、
12月15日(木)18:15より慶應義塾大学日吉キャンパスにて開催されます。
《第2回パネルディスカッション参加パネラー》
・古井 康介(NPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」ディレクター
・緑川 航平(藤嶺学園藤澤高等学校 3年)
・山田 凪紗(横浜市若者選挙啓発団体イコットプロジェクト代表)
第2回の詳細・お申込みはこちらをご覧ください。
(藤岡)